2005年 旧 日立電線ニュースリリース

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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

アルカテルから「ファルコン海底ケーブルシステム」用
光海底ケーブルを受注

 日立電線株式会社(以下、「日立電線」といいます。)はこのたび、アルカテル(Alcatel、本社:フランス-パリ)からファルコン海底ケーブルシステム(以下、「ファルコン」といいます。)用の光海底ケーブル約3,300kmを受注しましたので、お知らせいたします。

 ファルコンは、インドの複合企業リライアンスグループ(Reliance Industries Limited)の国際通信サービス会社であるFLAGテレコム(FLAG Telecom Limited 以下、「FLAG」といいます。) が提供する光海底ケーブルネットワークです。最新のDWDM(高密度光波長多重伝送)技術を使い、数テラビット/秒の伝送容量を持ち、湾岸地域の数箇所で陸揚げをしながら、東はインド、西はエジプトまでを結ぶ、総延長約10,000kmのネットワークとなります。2005年末までには一部完成し、サービスを開始、インド-中東間における高品質で低コストな通信への需要に応えていくものです。 アルカテルは2005年2月に、FLAGからファルコンのシステム構築を一括受注しておりました。日立電線は品質面と短納期対応とを評価され、アルカテルから、ファルコンのうち湾岸地域と紅海に敷設される約3,300kmの光海底ケーブルをこのたび受注したものです。
 ファルコン向け光海底ケーブルは、みなと工場(茨城県日立市)で製造し、2005年8月には最初の船積みが開始され、2006年はじめには船積みが完了する予定です。